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THE SWING OF DELIGHT [音楽]

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タイトルのTHE SWING OF DELIGHT、カルロス・サンタナのアルバムです。

いにしえに聴いた音楽が聴きたくなり、先日、このアルバムをCDフォーマットで再購入して、大阪で35年ぶりに聴いています。

1980年に発売されたこのアルバム、発売当時はアナログディスク(LP)2枚組でした。発売と同時にアナログアルバムを購入して、当時、もっともよく聴いたアルバムの一枚です。未だCDのなかった時代のことです。

私がこのアルバムを初めて聴いたのは、吉祥寺のJAZZ喫茶outbackでした。

故野口伊織氏の経営する数多くのJAZZ喫茶の中で、最も硬派な店がoutbackでした。JAZZ喫茶というよりリスニングルームです。

outbackのオーディオ装置は変遷を重ねますが、1980年当時はALTECとJBLの混成5wayをGAS AMPZILLA、McIntosh MC2300のパワーアンプでドライブ、JBL SG520のコントロールアンプ、LINN LP12のターンテーブルの構成だったと思います。

コンクリート打ちっぱなしでステンレステーブルが並べられた、いつも空気のヒンヤリとした地下の店内の空間を、これらの強力なパワーアンプのメーターが振り切れるぐらいの大音量で再生されるJAZZ・FUSIONサウンドが満たしていました。本当に素晴らしい音でした。

JAZZ・FUSIONにのめり込んでいた当時の私は、大学帰りにoutbackに日参して音楽に聴き入り、いつかこの音を自室で出したいという妄想を膨らませます。

outbackでは通常はもちろんアナログディスクで音楽を再生するのですが、何故かこのアルバムはオープンリールでの再生でした。野口伊織さんはJAZZ評論家としても活躍されていたので、レコード会社から提供されたデモ用のテープであったのかもしれません。

outbackでこのアルバムを聴いて、「これはっ!!!」、というファーストインプレッションだったことを憶えています。

私にとってのこのアルバムの聴きどころは、サンタナのいい意味での世俗的なギターではありません。バックを固めるマイルスの第二期クインテットのメンバー、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、トニー・ウィリアムズの鉄壁の演奏です。また曲によってはハービー・メイソンがドラムを叩いていますが、そのプレイも聴きどころです。

このアルバムでのハービー・ハンコックのピアノ、キーボードのプレイは彼の持ち味がよく出ていて、そこも私のお気に入りです。

ハービー・ハンコック、VSOPクインテット、サンタナを擁するCBS Columbiaだからこそ実現できたアルバムかもしれません。

私はカルロス・サンタナのアルバムは後にも先にも、これ1枚しか所持していません。
超一流のJAZZアーティストが参画したこのアルバムは、正統的なカルロス・サンタナのファンには受けが良くないのかもしれませんが、上質で硬質なFUSIONサウンドを聴きたい人には、一聴の価値ありのアルバムだと思います。

このアルバムを大音量で聴いていた、20代の私を今懐かしく思います。


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