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彩 AYA [音楽]

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”A LATCHKEY”、1993年、1994年のフジテレビF1中継のエンディングで流されていたインストゥルメンタルの楽曲、モータースポーツファンの胸に残る楽曲かも知れません。私が最もF1に熱中していて、毎年、鈴鹿の日本GPに通っていた頃でもあります。

私にとって、”A LATCHKEY”が、最も印象に焼きついたシーンは、1993年の最終戦オーストラリアGPのF1中継のエンディングです。
優勝したアイルトン・セナ(マクラーレン・フォード)と2位のアラン・プロスト(ウィリアムズ・ルノー)の二人が、パルクフェルメでロン・デニスに見守られて握手するシーン、そのバックに”A LATCHKEY”が流れていました。
長年の二人の確執の雪解けを確信させるこのシーン、”A LATCHKEY”の美しい旋律が、このシーンをより感動的なものにして、思わずジーンときました。。。嫁さんと一緒にこのシーンを見ていたのですが、「二人仲直りしたの!!?」と、嫁さんが驚きを口にしたことを、今でも覚えています。

そして、オーストラリアGPから半年後のサンマリノGP、タンブレロコーナーで起きた悲劇が皮肉にも、当時を知る数多くのモータースポーツファン、F1ファンにとって、大きな悲しみとともに、”A LATCHKEY”を決して忘れることのできない楽曲にさせたのではないかと思います。

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”A LATCHKEY”は佐藤 準のアルバム「彩 AYA」(1988)に収録されている楽曲です。私が「彩 AYA」を購入しようと思い立った時には、既に廃盤になっていて購入することができませんでした。

代わりに”A LATCHKEY”が入ったフジテレビF1中継のコンピレーション・アルバムを数枚購入したのですが、当たり前ですが(?)、全く楽想の異なるT-SQUAREの”TRUTH”やホンダエンジンの爆音が入っていて、音楽を鑑賞するに値するCDではありませんでした。

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先日、ネット上で「彩 AYA」 が再発売されていることを知り、早速購入して聴いてみました。

LED ZEPPELINの"Heartbreaker"を含め、様々な楽想の楽曲が収録されていましたが、 正直言って、”A LATCHKEY”以外には感銘を受ける曲はありませんでした。
また、再発売に際してのリマスタリングによるものか、低音域、特にパルシブな低音楽器を強調しすぎる音作りがされていて、品位を欠く、聴き疲れするサウンドなのも残念な点です。

私にとって「彩 AYA」は、正対して聴くのではなく、クルマを運転しながら聴くアルバムとしては好適かもしれません。

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今回、久しぶりに”A LATCHKEY”を聴きました。そして、マクラーレンでワールドチャンピオンを争っていた時代の、セナの憂いに満ちた表情を思い出すことできました。

セナ、プロスト、マンセル、アレジ、ベルガー、シューマッハ、ハッキネン、ヒル、、、フジテレビF1中継のエンディングで”A LATCHKEY”使われていた1993年、1994年のF1シーンの名優たちの姿も脳裏に浮かびました。。。

彼らが活躍していたこの時代のF1が、今日よりドラマチックだったと思うのは、私が歳をとったせいでしょうか・・・・・

そして、セナが熱望して手にした1994シーズンのウィリアムズ・ルノーのシート、、、ウィリアムズ・ルノーを駆って勝利するセナの姿を見ることができなかったことが、今になっても残念に思われてしまいます。。。


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